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それに応じたコ氏は、前後を税務警察の車に挟まれた状態で車を運転していたが、途中で急停車した。危険行為と判断した税務警察は、彼を車から降ろし、パトカーに乗せて連行した。

取り調べの過程で、許可された量を超えたウィスキー10数箱を押収したが、外交官であることを考慮して、午後10時半ごろに釈放した。

コ氏と上司のカン・ソングン貿易参事は、後日開かれたカラチ税務当局の調査委員会に出席し、税務警察が外交官の不逮捕特権を定めたウィーン条約に違反し、外交官を逮捕、暴行したと主張し、担当者の処罰と再発防止を要求した。

それに対して税務当局のアフマド・ジャミル氏と、調査委員のシャビエル・シャイク氏は、北朝鮮外交官が駐在国の法を犯し、酒類を違法「販売」したことが判明したと述べ、購入より「販売」が事件の本質であると述べた。また、それに比べて不逮捕特権違反は大したことではないと税務当局は説明している。

「密売加担」報道相次ぐ

カン参事は、4月29日に許可された量の2倍近い855箱の酒類を輸入しようとして、カラチ東部税関に摘発されている。

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