HOME > 北朝鮮 > 社会 > 中朝国境で増加する「出稼ぎ脱北」 2016年05月31日 | 中朝国境 脱北 農家で働く人々の多くは、カネを稼いだら、北朝鮮に戻るつもりだ。つまり、出稼ぎのための一時的な脱北者なので、国境警備隊員も気が楽だ。しかし、中には韓国に向かおうする脱北者もいる。 万が一、自分の担当区域から脱北者を出すと銃殺を含む重罰に問われかねないため、子ども連れで国境を越えようとする住民は通さない。しかし、1人あたり相場よりも高い1~2万元(約16万6000円~33万3000円)のワイロをつかませれば、黙認してくれる隊員もいる。 脱北者をめぐる状況は、日々変わりつつある。 123