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海運、航空分野では、北朝鮮企業との契約が禁じられ、北朝鮮との関係が疑われる航空機のスイス国内への離着陸、領空通過が拒否できることとなった。

人的交流も独自制裁の対象だ。北朝鮮国民がスイス国内の教育機関で応用物理学、コンピュータ、核工学関連の授業を受講することが新たに禁じられ、北朝鮮軍関係者の、スイス国内での軍事訓練参加も禁止された。

スイス国営放送によると、この軍事訓練とは、ジュネーブ安全保障政策センター(GCSP)で行われているものだ。2011年から北朝鮮の軍関係者8人が無料で軍事訓練を受け、16万スイスフラン(約1783万円)の予算が投じられた。

それに対して、スイス国内から批判の声が上がったため、昨年2月からは費用を自己負担するなら参加できる形に切り替わっていたが、今回の制裁強化で参加そのものができなくなった。