私の知る限り、在日韓国・朝鮮人のヤクザというのは、総数としては必ずしも多くない。しかし一昨日の本欄では、日本の総人口に占める在日韓国・朝鮮人の比率に対し「親分にまで上り詰めた在日ヤクザの比率」は明らかに高い、ということに触れた。

在日韓国人ジャーナリストの李策氏によれば、在日ヤクザは愚連隊の明友会や、「殺しの軍団」と呼ばれた柳川組のように図抜けた暴力性のイメージが強いが、実際には、出世した親分たちの中には「経済ヤクザ」が多いのだという。

(参考記事:「ヤクザと在日」の語られざる真実…武闘派の隆盛とバブル紳士の台頭

私の関心の対象は、実はヤクザそのものではない。社会が大きく変化するときに生じる、「オモテ社会」と「ウラ社会」の関係性の変化だ。