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つまり、講演会では国際社会の制裁や中国の同調姿勢について、詳細が語られていないのだ。海外情報に触れられない人々は、自国が置かれている状況を把握できていない。同時に、疑問や好奇心を掻き立てられるようだ。

一方、両江道(リャンガンド)の情報筋は、「恵山(ヘサン)の税関を通じて中国への鉱物輸出が続けられているというのに、当局が中国を非難する理由がわからない、度を越している」と、地方幹部たちですら首を傾げているという。

さらに、「中国を非難するのは、金正恩氏が政権についてから5年も経つのに、未だに招待してくれないことへの当て付けだろう」「北朝鮮は、中国なしには1日たりとも持ちこたえられないのにどうして非難するのか?」など、当局を批判する地方幹部の声を伝えた。