今年2月に起きたバングラデシュ中央銀行の不正送金事件に、北朝鮮のハッカー集団が加担した疑惑が浮上した。

事件の概要はこうだ。同行が米連邦準備制度理事会(FRB)に開設した口座から、何者かが35回に渡って送金依頼を行い、うち4回が成功。1億100万ドル(約110億円)が不正に送金された。

セキュリティ企業「ファイア・アイ」の関係者は、ブルームバーグ通信の取材に対して、「バングラデシュ中銀の依頼で調査に乗り出し、デジタル・フィンガープリントを発見した。分析の結果、関与しているハッカー集団は3つで、うち2つはパキスタンと北朝鮮の組織だと確認した」と述べた。