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北朝鮮の核実験場のモニタリングを続けている米ジョンズホプキンス大の北朝鮮専門サイト「38ノース」は10日、北朝鮮の実験場に核実験の兆候は見られないと報じた。

同サイトは、今月5日と8日に撮影された、咸鏡北道(ハムギョンブクト)吉州(キルチュ)郡豊渓里(プンゲリ)の核実験場の衛星写真を分析。その結果、5日撮影の衛星写真で確認されていた作業用車両は、8日撮影の写真では姿を消していたという。

また、北側と南側の坑道付近では車両と人員は確認されたものの、核実験は差し迫っているとは言えないと結論づけた。

同サイトは「過去の核実験の前には、作業用車両が管制センター付近に停まっていた」ことなどを根拠に、5回目の核実験が迫っていると報じていたが、今回はそれを撤回した形だ。

一方で、北朝鮮は衛星写真で確認できない程度の事前作業でも、核実験を行う能力を持っているため、5回目の核実験を行う可能性は依然として残っていると指摘した。