イスラム教の国で酒類への規制が厳しいことくらいは、ネットで調べればすぐにわかることだが、調べようにも北朝鮮ではネットへの接続ができない。今回の件は、経済制裁の影響ではなく、北朝鮮の情報鎖国ぶりがもたらした出来事と言えよう。

レストラン関係者は現在、北朝鮮大使館に閉じこもっているが、帰国後は何らかの処罰を受けることが予想される。仮にそうなれば、北朝鮮の外貨獲得活動が委縮する悪循環につながるだろう。

(参考記事:北朝鮮レストラン「美貌のウェイトレス」が暴く金正恩体制の脆さ

クウェートの警察当局は昨年10月、密造酒を製造し、外国人労働者などに密売していた容疑で、北朝鮮労働者22人を逮捕している。その利益を多くは北朝鮮大使館に上納されていた。