クウェートで16年間にわたり軍需品のビジネスを行っている韓国人ビジネスマンによると、北朝鮮政府の関係者は昨年末に入国。レストランを開くとして、クウェートシティ中心部のフィンタス地域の物件を借りた。
北朝鮮は、近隣のドバイでレストランを営んだ経験があり、クウェートでも同じようにできるだろうと踏んでいたようだ。しかし、彼らはクウェートは酒類や公演に関する規制が非常に厳しいことを把握していなかった。そもそも同国では、自国民、外国人を問わず、酒類の販売、消費が禁じられている。
酒の販売ができないとなれば、儲からないという判断に至ったのだろう。現地の韓国人コミュニティでは「北レスのオープンを断念したらしい」との噂が出回っている。