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米韓の情報当局は、北朝鮮が、日本と韓国を攻撃できる短距離、中距離ミサイルに小型化した核弾頭を搭載する能力を獲得したとの結論を下した。米ニューヨーク・タイムズが複数の当局者からの情報に基づき、7日付で報じた。

当局者は、このような結論は、北朝鮮側の内部資料に裏付けられたものではないが、高い地位にあった脱北者からの情報や、核とミサイル実験に関するプロパガンダ映像やデータをもとに分析し、得られたものだと述べた。

米国とその同盟国は、北朝鮮が初めて核実験を行った2006年以来、核能力の向上を阻止することに心血を注いできたが、この結論が事実なら、今までの対北政策に疑問が提起されるだろうとニューヨーク・タイムズは論じた。

一方、北朝鮮は新たな核実験に向けた動きを見せている。

北朝鮮の核実験場のモニタリングを続けている米ジョンズホプキンス大の北朝鮮専門サイト「38ノース」は、咸鏡北道(ハムギョンブクト)吉州(キルチュ)郡豊渓里(プンゲリ)の核実験場の衛星写真を分析した結果、北朝鮮は近日中の実施に向け、5回目の核実験を準備中であるものと思われると報じた。

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今月5日に撮影された衛星写真には、核実験場から南に6キロの地点にある管制センターと思われる場所に、車両4台が写っているが、これは今月2日には見られなかったものだ。

38ノースは、完全な過去の記録はないが、核実験準備期間を除いては、同所で車両が観測されたことはなく、これが核実験準備の兆候だと報じている。