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北朝鮮では朝鮮労働党第7回大会が開催されている。大会初日の6日(金曜日)は全国的に休日だったが、「出勤して職場で朝鮮中央テレビを視聴せよ」との指示が下された。業務自体は免除されたようだが、デイリーNKの内部情報筋によると、なぜか貿易会社だけは、通常通りの勤務だったという。

平安北道の内部情報筋は、「党大会で全国が静寂に包まれる中、貿易会社に関係する数百台のトラックが中国から北朝鮮に向かった。それらの多くはコールタールを積んでおり、その量は数百トンに達する。平壌の住宅団地建設現場で、防水用や道路舗装用に使われる」と語った。

その一方で、貿易会社の職員らは党大会関連の様々な行事への参加義務も免除されているという。情報筋は「行事の免除は特権」と述べており、北朝鮮住民の多くが、政治行事への強制参加を嫌がっていることがうかがえる。

しかし、なぜ貿易会社だけが通常通りの業務を続けていたのだろうか。