配給が行わなれなかったり、期待以下のものだったとすると「どうせそんなことだと思った」などと不満が続出するからだ。

もっとも、実際に高価なものが配られたとしても「どうして今までくれなかったんだ」「どうせ我々が流した血と汗で買ったに違いない」「70日戦闘での苦労と釣り合わない」などといった不満が出るだろう。どう転んでも、不満が高まるのだ。

このような「特別配給」は北朝鮮の民心掌握術の一つだ。砂糖、油、肉、酒、タバコなどが配給されてきたが、90年代末の大飢饉「苦難の行軍」以降は大したものが配られなくなった。

また、子どもたちに配られるお菓子セットも「不味い」と大不評で、「配らないほうがまだマシ」という状況になっている。

(参考記事:金正恩氏からの「贈り物」の菓子、北朝鮮の子どもに大不評

不満を抑える唯一の方法は、党大会で「改革開放」を宣言することだろう。

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