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3月初めに国連安保理で対北朝鮮制裁2270が採択されて以降、中朝貿易の最大拠点である中国・丹東市は厳しい「制裁不況」に襲われている。

中朝国境を流れる鴨緑江のほとりに立つ30階建てのツインタワー「佳地広場」には、北朝鮮領事部をはじめ、様々な北朝鮮当局関係の機関が入居していると言われている。

また、北朝鮮と取引のある中国企業の事務所も多数入居していた。

しかし、ここに来て、満室状態が続いていたツインタワーに空室が急増している。このビルの部屋を所有するオーナーは、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)に次のように語った。