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補修工事は行われたが、その直後の1月11日にディーゼル油を積んだ60トンのタンク車2両が転覆する事故が起きた。また、2月初頭には炭鉱で使う坑木を大量に積んだ貨車が転覆し、列車護送員と検閲員など3人が死亡する事故も起きている。

両江道の別の情報筋によると、白岩のこのトンネルは長さ7.5キロ、日本の植民地時代に建設されたもので、老朽化が進んでいたところに核実験による衝撃で亀裂が入ってしまった。運転士たちは怖がり、この路線での勤務を嫌がっている。

2006年10月9日に行われた北朝鮮で初めての地下核実験の際には、白岩駅に近い白岩トンネルが崩壊した。また、2012年8月には、台風15号による大雨で嶺下トンネルが崩壊する事故が起きている。今回伝えられたトンネルと同じ区間だが、同一のトンネルであるかは不明だ。