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北朝鮮の朝鮮中央通信は28日、米国の核戦力を非難しながら、ロシアと中国の軍事力が、同国を上回っていると主張する論評を配信した。良好な関係にあるロシアだけでなく、関係悪化している中国を評価した意図に注目される。

論評は、「新たな冷戦―21世紀の核軍備競争がすでに始まり、その主犯はほかならぬ米国だ」と指摘しながら、「冷戦の終息後、米国は自国と比肩できる強国がこれ以上出現できないようにする目的の下で悪らつな力の政策に執着してきた」と米国を非難した。

一方、「ロシアと中国も、米国が地域諸大国に対する軍事的制圧を露骨に唱えて核兵器の近代化策動に狂奔していることに注目し、戦略武力の強化にさらなる力を入れている」と主張した。