北朝鮮の人民保安局(警察)が最近、大々的に交通違反の取り締まりを始めた。朝鮮労働党第7回大会(5月6日開催)に向けた綱紀粛正が目的かと思いきや、その思惑は別のところにあった。詳細を米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の内部情報筋によると、道の保安局は最近、清津(チョンジン)市内の主要道路に、500メートルごとに検問所を設けた。そのうえで、かたっぱしから車を呼び止め、「車が汚れている」など言いがかりをつけながら、ドライバーから罰金をむしり取っている。

罰金自体は、5000北朝鮮ウォン(約75円、コメ1キロ分)と大した額ではないが、度重なると、けっこうな額だ。ドライバーたちは口々に「どうせいつもの資金集め」と保安局をなじっている。

しかし、保安局も苦しい立場にある。