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北朝鮮当局は、道内の各機関に「対象建設」と呼ばれる施設の建設工事を、資金調達を含めて丸投げ。その成果は、党大会で「わが党の成し遂げた輝かしき成果」として示される。

未来院(図書館)、育児院(保育園)、愛育院(孤児院)の工事はほぼ完成しているが、軍の放射砲(多連装ロケット)を製造する5月10日採炭機械工場(羅南炭鉱機械連合企業所)の再建工事は、資金不足で進んでいない。

その資金調達のために、保安局は、交通違反の取り締まりをネタに、ドライバーからカネを絞り取っているというわけだ。

最近では、カネだけに飽きたらず、取り締まりを人員の補充に利用している。別の情報筋によると、違反者を労働鍛錬隊(軽犯罪者を収容する刑務所)送りにした上で、建設現場に送り込んでいる。