慢性的な電力不足で、北朝鮮のなかには、ほぼ電気が供給されない地域も多い。こうした地域で、照明付き表札に付け替えるためには、自家発電設備、主に中国製の太陽熱蓄電池などを導入するしかない。

そのコストは、小型の10ワットで80~100人民元(約1350~1688円)、大型の100ワットになると1000~2000人民元(約16800~33800円)もする。

それだけでなく、小規模な工場では従業員1人あたり少なくとも毎月100人民元を所属する企業所に納めなくてはならない。

人民元100元は、北朝鮮のある工場の月給2年3ヶ月分に相当する。なんらかのサイドビジネスをしない限り、絶対に払えない金額だ。普段から銅像建設費、道路改修費など様々な名目でカネをむしり取られている従業員にとって、泣きっ面に蜂だ。

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