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正恩氏は、核弾頭と固体燃料ロケットを装着していつでも発射できる状態になった弾道ミサイルを多数、実戦配備し、なおかつそれを捕捉の難しい移動式発射台に載せた上で地下トンネルに隠し、仮に米国から攻撃されても、その同盟国である韓国と日本に耐えがたい損害を与える能力を備えようとしている――筆者はこのように理解している。

つまり、「オレに手を出したら痛い目に遭う」ということを誇示することで、自分の安全を守ろうとしているわけだ。そのため、正恩氏の軍事的な暴走は、自国メディアを通じた情報開示とセットになっている。こうした情報戦略は金正恩時代の大きな特徴のひとつであり、その延長線上で、彼は自分の“ヘンな写真”までをかたっぱしから公開している。

(参考記事:金正恩氏が自分の“ヘンな写真”をせっせと公開するのはナゼなのか

そうである以上、北朝鮮が本当にムスダンやKN-08の発射を行うならば、その写真や、あるいは映像までが公開される可能性がある。