北朝鮮の北部国境地帯に住む農民たちは、燃料として薪を使っている。コメを炊くにも、暖房をするにも薪が欠かせないので、木を切り倒す。さらに国からの食料配給が全くないので、トウモロコシを植えるために、木を切り倒す。
遅々として進まない緑化事業に対して、韓国の民間団体が支援を行っている。しかし、何の結果も生み出していない。
朴槿恵大統領は2014年3月、「山林の荒廃で苦痛を受けている北朝鮮に農業、畜産、山林を共に開発する『複合農村団地』を造成する」との構想を明らかにした。それに合わせて、韓国の多くのNGOが北朝鮮での植林運動を行った。