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中国政府は対北朝鮮制裁を強化している。その一方、中朝間では「制裁破り」が横行し、軍需品などが以前通り中国から北朝鮮へ輸出されているという。

制裁破りで、北朝鮮に輸出されているのは、タイヤ、ステンレス鋼、機械部品、アセトン、防水オイル、高熱グリス、化学薬品の原材料などの軍需品であり、今現在も「ある手口」によって、中国から税関を通じて北朝鮮へ輸入が続けられているという。

一体、どのような手口が使われているのだろうか?

北朝鮮への輸出がつづく軍需品

咸鏡北道(ハムギョンブクト)のデイリーNK内部情報筋によると、北朝鮮の軍需品は、人民武力部(国防省にあたる)軍需動員総局の「金銀山貿易会社」と、核兵器とミサイルを含む各種軍事装備の開発・輸出を統括する“第2経済委員会”所属の「ソンガン出張所」などを通じて中国から輸入されるという。