北朝鮮の朝鮮中央通信は1日、「現世界政治秩序は不公正である」とする、朝鮮国際政治問題研究所論評員の寄稿文を配信。その中で、核実験とミサイル発射を巡る国連安全保障理事会の制裁決議に賛成した中国を辛らつに批判した。
寄稿文は、米国主導の世界秩序を非難するとともに、中国について「体面と名分をそんなにも重視するという一部の大国まで米国の卑劣な強迫と要求に屈従し」「血でもって成し遂げた共同の獲得物である貴重な友誼関係もためらうことなく投げ捨て」たと指摘。
名指しを避けつつも、異例の厳しさで長年の友邦に対する批判を展開している。
朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。