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今年5月に開催される朝鮮労働党第7回大会で「改革開放路線が採択されるのではないか」という根拠のない期待が、北朝鮮国内で高まりつつあると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。期待には現状に対する不満の裏返しがあるようだ。

慈江道(チャガンド)の情報筋によると、地元の人たちは「第7回大会で完璧ではないかもしれないが、必ず改革開放路線が示されるだろう」と期待する。

そもそも、中国と国境を接する慈江道の住民は、改革開放で隣国が豊かになった状況を目の当たりにする機会が他地方の人々に比べれば多い。だからこそ、「変化なしには発展もなく、生き残ることもできない」「海外留学経験のある金正恩氏はそのような現実をよく知っているはず」という現状認識を持っており、期待感が高まるのだ。

さらに、北朝鮮国営メディアの報道が、期待感を抱かせる一つの理由になっている。