第7回大会の開催を伝える共同報道文には「国の発展と人民生活の向上のための非常に重要な決定を採択するだろう」という一節があるからだ。
庶民だけでなく、幹部の間からも改革開放への期待を匂わす言葉が聞かれることもあると語るのは、咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋だ。
「幹部達も党大会で、どのような決定が下されるか興味も持って見ている。周囲の目を気にしながら『改革開放と関連した決定が下されるのではないか』と期待感をにじませる声がちらほら聞こえる」
なかには、「労働党創立70周年行事を行ったばかりなのに、無理してでも第7回大会を開くのは、今の経済状態では権力を維持できないと金正恩氏が考えているからではないか」と見る幹部も一部存在するとのことだ。