国連安保理が対北朝鮮制裁決議2270を採択してから3週間。北朝鮮国内からは、「制裁のことが知れ渡ったため不安心理が広がり、物価が急上昇している」という情報がある一方で、「制裁のことは知られていない、物価は落ち着いている」という相反する情報もある。

そんな中、北朝鮮当局が訪朝した中国の行商人への監視を強化し、さらに制裁のことを漏らした中国商人が連行、追放される事件も起きたと、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

秘密警察が中国商人を取り調べ

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の羅先(ラソン)を訪れた中国の貿易業者によると、先々週、羅先の市場を訪れた中国の別の行商人が、北朝鮮の商人に「北朝鮮は中国に石炭と鉄鉱石を輸出できなくなった」と話したのを、保衛部(秘密警察)に見つかった。