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世界各地に存在する北朝鮮レストラン(以下:北レス)は、韓国人観光客にとって北朝鮮の人々と触れ合うことができる数少ない機会とあって、人気を集めていた。ところが、韓国政府は経済制裁の一環として、国民に利用の自粛を呼びかけている。

聯合ニュースが7日に報じたところでは、カンボジアのプノンペンにある北朝鮮レストラン6店舗のうち3店舗が営業を中止。残りの3店舗も経営は苦しく、ベトナムにある4店舗も客足が5~6割以上も減っているという。

また、米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)は先ごろ、中国遼寧省・丹東にある15店舗のうち、3店舗が廃業したと報じた。

故郷の両親を思い出し

そんな状況の中、当然のごとく、北レスの従業員たちにしわ寄せが及んでいる。丹東の北レスでこの2月から、従業員の賃金が未払いとなっているのだ。