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よほど愚かでない以上、金正恩氏とてその程度のことは想像がつくはずだ。それでも敢えて、北朝鮮がこうした低俗発言を繰り返す裏には、金正恩体制がまだ、米韓との外交戦で真正面から渡り合える段階にはない、との判断があるのではないか。そして、当面は核・ミサイル戦力の増強に注力し、いずれ強力な軍事的カードを握った段階で、外交戦をしかけようという魂胆なのかもしれない。

だが、本当にそうだとしたら、金正恩氏は大きな「カン違い」をしていることになる。

北朝鮮の人権問題を担当する国連のダルスマン特別報告者は、ジュネーブで24日まで開かれている国連人権理事会に、金正恩第1書記に対して「人道に対する罪」で調査する可能性があることを公式に通知するよう求める報告書を提出している。

「人権に対する罪」に問われるということはつまり、アドルフ・ヒトラーなどの虐殺者と同等に扱われるということであり、そんな国家指導者は、先進民主主義国からは絶対に相手にしてもらえない。罵詈雑言を並べようが並べまいが、そのことに変わりはないのだ。

(参考記事:悪名高き公開処刑の「極秘プロセス」…北朝鮮「人道に対する罪」の実態

あるいは、金正恩氏もそうと知りつつ、ヤケクソで悪口を言いたてているのだろうか。

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