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北朝鮮のパク・チュニル駐エジプト大使が、国連安保理で採択された対北朝鮮制裁決議に基づき、追放される可能性が浮上している。米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が報じた。

エジプトと北朝鮮は、伝統的な友好関係を築いてきた。今年も、エジプトのアブデルファタフ・サイード・シシ大統領は、金正恩第一書記に年賀状を送っていた。パク大使が追放されれば、両国の関係に亀裂が生じかねず、大使の処遇に注目される。

大使は2013年から違反活動に関与か?

RFAによると、パク大使は、国連の対北朝鮮制裁決議2270の制裁対象ならびに米国の独自制裁のリストに名前が記載されている。

こうしたことから複数の韓国メディアは、同大使がエジプト当局により「好ましからざる人物(ペルソナ・ノン・グラータ)」に指定され、追放される可能性が高いと報じている。一方、エジプト現地でも「パク大使を追放すべき」という世論が高まりつつあるという。