人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

その人物とは東京新聞北京支局の城内康伸氏。城内氏は、北朝鮮内部に貴重な情報筋を持ち、数々のスクープを放っている。昨年11月には、日本人拉致に関する極秘資料を入手し大スクープを放った。ちなみに、この報道をめぐって、北朝鮮を支持する朝鮮総連は、東京新聞に対して「北朝鮮の『悪魔化』許せない」と熾烈な抗議活動を展開した。

(参考記事:抵抗したら殺せ…北朝鮮拉致指令の動かぬ証拠

城内氏の情報源は、崔龍海の失脚説について「理由は女性問題。しかし、いずれ再登場するだろう」と明かしたとのこと。この情報源が語るように崔龍海氏は、しばらくして復権したことから、精度の高い情報とも言える。

北朝鮮政治の表舞台に立つ大幹部が、「女性問題で失脚」というのもにわかに信じがたいかもしれないが、実はこの崔龍海氏、過去には変態性欲スキャンダルで醜聞にまみれたことがある。そうした点でも、城内氏の情報源の証言には説得力がある。

(参考記事:復権した金正恩側近の極悪性スキャンダル

いずれにせよ、崔龍海氏が数ヶ月の革命化処分ですんだのは、彼の父が金日成氏とも盟友だった崔賢氏であり、北朝鮮の尺度からすれば血統的によかったことが一つ。