また、韓国は盧武鉉政権だった2007年、繊維、靴、石鹸など8000万ドル相当の軽工業の資材を、10年分割返済を条件として北朝鮮に提供した。北朝鮮は、地下資源の開発権で返済するとの意思を示したが、具体案は示されなかった。韓国側は返済を要求しているが、今に至るまで北朝鮮側からの反応はなく、借金を踏み倒した形となった。
こうした措置は、大学生ではなくても、北朝鮮の人々なら概ね知っており、プライドが高いと言われている北朝鮮にとっては、非常に恥ずかしい行為と受け止められている。
一方、何度も没収されているというのに、北朝鮮への投資と建設を続ける韓国人に対しては「本当に善良だ」と評価しているという。しかし、この裏には「バカ正直」という意味合いが込められている可能性もある。