今回の中止決定は、国際制裁と米国の独自制裁が、ロシアに対しても効力を発揮している証拠とも言える。その一方で、ロシアは北朝鮮との協力関係を完全に中断したわけではなく、一部では従来通り続けられている。

ロシアが借りた北朝鮮の羅津港を経由して、ロシアから韓国へ船舶で貨物を輸送する「羅津・ハサンプロジェクト」に対して、韓国政府は参加を取りやめる決定を下したが、ロシアはプロジェクトを継続する意思を示した。

ロシアのビタリー・ツルキン国連大使は「安保理で採択された対北制裁案は、ロシアの利害関係を保護できるように米国と協議したうえで採択された」「ロシアと中国の経済的利害関係は、北朝鮮の核兵器開発とは全く関係ない」とし、羅津ハサンプロジェクトには影響しないと述べた。

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