北朝鮮の対南窓口機関である「祖国平和統一委員会(祖平統)は10日、スポークスマンの談話を発表。南北経済協力・交流事業に関連するすべての合意を無効にすると宣言しながら、朴槿恵政権の対北制裁に反発した。

談話では、金剛山観光と開城工業地区の稼働を全面中断に対して「共和国(北朝鮮)にある南側企業と関係機関のすべての資産を完全に清算する」としながら、「朴槿恵一味の希代の大罪は必ず高価な代償を払うことになる」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。(編集部訳)

祖平統代弁人、朴槿恵一味の反共和国「制裁」策動は自滅を促すだけだ

【平壌3月10日発朝鮮中央通信】われわれの水爆実験の完全な成功と、地球観測衛星「光明星4」号の成果的発射にびっくり仰天した逆賊朴槿恵一味の対決狂気がますます見苦しい様となっている。

米国とその追従勢力の国連「制裁決議」が繰り出されるや、喜色満面し、ほっつき歩いていた朴槿恵一味が、コイが踊ればドジョウも踊るように、われわれに対する「制裁」なるものを発表するお遊びを繰り広げたのが、まさにそれである。

わが国のイルクンと団体の「資産凍結」と「金融取引ブロック」、われわれの製品に対する「搬入統制」とわが国の港に入港した船舶の「入港禁止」など、荒唐無稽な内容に満ち満ちた今回の「制裁案」について語るならば、使いみちの全くないガラクタに過ぎない。

人々は「金づる」だの何だのと言って、北南関係をすべて遮断した傀儡の悪ふざけに嘲笑を禁じえず、唾棄している。

今回の「制裁」発表劇は、われわれのチュチェ(主体)弾、統一弾の爆音に完全に腑が抜けた逆賊一味の断末魔のあがきであり、蓑を着て火事場に入る精神病者の愚かな妄動である。

われわれの核武力は数十年もの歳月、固い覚悟を決め鍛えてきた徹底した自立、自力自彊の産物であり、それにより、米国をはじめとする敵対勢力が頭を抱えているということぐらいは知るべきである。

米国の娼婦である朴槿恵ごときが、生意気にも尊厳高きわが核大国の地位を揺さぶろうと、自衛的核武力強化のためのわれわれの正義の偉業にブレーキをかけようとすることこそ、馬鹿げた醜態である。

さらに哀れで気の毒なのは、朴槿恵が自らの前にいかなる悲劇的な終末が迫りつつあるかも知らずに客気に逸っていることだ。

わが白頭山革命強軍は今、敵が身動ぎでもしようものなら、一撃で火の洗礼を浴びせかけられるように、先制攻撃の方法に切り替えて、最後の命令のみを待っている。

朴槿恵一味は、汚れた息の根が止められる悲惨な時を待つ以外にないこととなった。

軍事的に敏感な最前線地域を丸ごと与え、南朝鮮の零細企業家たちに生きる道を開き、世界的な名勝地である金剛山で南側企業が観光事業をするように特典を施した、われわれの恩をアダで返す朴槿恵一味は、もはやこの地に生きて息をする資格すらない反逆者の群れだ。

同族対決に狂った朴槿恵のアマが、北南関係の最後の命綱だった開城工業地区までもを全面閉鎖したのに続き、再び無謀な独自「制裁」劇を繰り広げ、われわれと最後まで対決する毒気をためらわずに吐いている条件の下で、われわれは次のような措置を取る。

1.この時刻から北南間に採択、発表された経済協力・交流事業に関連するすべての合意を無効に宣布する。

2.南朝鮮のかいらい一味が一方的に金剛山観光と開城工業地区の稼働を全面中断しただけに、それに対応してわれわれは共和国にある南側企業と関係機関のすべての資産を完全に清算する。

3.朴槿恵逆賊一味に致命的な政治的・軍事的・経済的打撃を加えて悲惨な終えんを早めるための計画された特別措置が連続取られるであろう。

自らの手で自らの目を突き、自らの斧で自らの足の甲に切りつけた(自ら災いを招くの意)朴槿恵一味は、われわれの正当な措置について、訴え出るところはどこにもないだろう。

今日のように北南関係を険悪で最極端の状態に追い込んだ責任は、一寸先を見通す能力も、後の結果に耐えうる代案もなく、やみくもに客気に逸って主人である米国と相槌を打ち続ける、特等馬鹿、邪悪な反逆の群れである朴槿恵とその一味にある。

わが軍の第一次的な打撃圏の中に入っている青瓦台(大統領府)の巣窟に引きこもり、ありとあらゆる悪事を行っている朴槿恵一味の万古大罪は、必ずや高い代償を払うことになるだろう。

チュチェ105(2016)年3月10日 平壌(終)

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