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核・弾道ミサイルを巡る国連安保理の制裁論議が大詰めを迎える中、金正恩氏が相次いで軍の現場を視察している。

朝鮮中央通信は21日、金正恩氏が空軍の訓練を視察したと報道。また27日には、同氏が新型対戦車ミサイルの試射を指導したと伝えている。ミサイル試射では、標的となった戦車が爆炎を噴き上げる写真とともに、正恩氏が豪快に笑う様子を紹介。同氏は、このミサイルの前では「敵は煮たカボチャに過ぎない」と語り、対立を深める米韓に余裕を見せつけた。

(参考記事:金正恩氏「対戦車ミサイル」試射を指導…「敵は煮たカボチャにすぎない!」

しかし実際のところ、今の正恩氏にそれほどの余裕があるのだろうか。米韓は、半ば公然と同氏に対する「斬首作戦」を推進し、心理的に圧迫。その試みは狙った通りの反応を引き出しているようにも見える。

(参考記事:北朝鮮「先制攻撃」声明に見る金正恩氏の「メンタル」問題