韓国大統領府(青瓦台)の鄭然国(チョン・ヨングク)報道官は24日、北朝鮮の朝鮮人民軍最高司令部が前日発表した重大声明で青瓦台を第1の攻撃対象だと威嚇したことについて、「容認できない挑発的な言動」と非難。韓国軍の合同参謀本部も同日、「北の最高司令部の声明に対するわが軍の立場」と題した声明を出し、「北が自らを破滅に追い込む挑発的な行動を即刻中断するよう強く求める」と訴えた。

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韓国軍はさらに、「(北が)われわれの忠告を無視し挑発を強行するなら、計画、準備した通り、断固とした報復により骨身に染みるまで後悔させる」と表明。無謀な挑発で引き起こされる状況により、「独裁体制の崩壊が早まることを明確に警告する」と強調した。

北朝鮮と韓国が、こうした「舌戦」を展開するのは珍しいことではない。とくに北朝鮮は、韓国の朴槿恵大統領やオバマ米大統領に対し差別表現まで用いて、口汚いヘイトスピーチを繰り返してきた。

(参考記事:北朝鮮が差別表現でオバマ氏を罵倒する理由

「あなたはまず生き残れないだろう」

これに対し、韓国や米国は「大人の態度」を示し、「反論するのも馬鹿げている」といった抑制的に対応してきた。それだけに、今回の韓国軍が「破滅」や「独裁体制の崩壊」にまで言及するのは異例だ。