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死亡事故が起きたにもかかわらず継続されたことに対して、参加者の間からは「仲間が死ぬ状況を目の当たりにしたというのに、中央はわれわれの気持ちなど汲んでくれようとしない」と中央を非難する声が上がっている。「死亡した青年幹部には勲章が授与される」との話も出ているが、「そんなものが何の役に立たない」と切り捨てている。

そもそも、踏査行軍は冬に行われるため、参加者の負担が大きい。氷点下40度まで下がることもある白頭山地区を徒歩で移動するため、顔や耳が凍傷になることも珍しくない。

15日間にわたり行われたが、参加者が背負っているバックパックには「祝水爆実験成功」などと書かれていた。かつては「白頭の革命精神、総爆弾、決死擁護」などと書かれていたが、今回そのようなスローガンは見られなかったという。