金正日氏はロシア極東で生まれたことが明らかにされており、「白頭山生地神話」をはじめとする数々の偶像化エピソードは、正日氏が後継者としての地位を固めつつあった1982年からはじまった。
この「聖地巡礼の旅」で、交通死亡事故が発生。しかし、何事もなかったかのように行事が続けられ、参加者からは不満の声が上がっているとデイリーNKの内部情報筋が伝えてきた。
両江道(リャンガンド)の内部情報筋によると、2月16日の光明星節(金正日氏の誕生日)を記念して、1月31日より中央機関の職員の白頭山踏査行軍が始まった。
ところが、彼らの世話をしていた黄海北道(ファンヘブクト)旅団のワンボックスカーが、雪道でスリップ、横転し、黄海北道青年同盟の組織部長と指導員が死亡する事故が発生した。しかし、踏査行軍は中止さず続けられた。