朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の最高司令部は23日、重大声明を発表し、米韓合同軍事演習に反発しながら「先制攻撃」に言及した。

声明では、「最高首脳部を狙った『斬首作戦』を通じて『体制崩壊』を実現するということである」としながら、「南朝鮮のかいらいが同族圧殺のために白昼強盗さながらの米国の核戦争殺人装備をやたらに引き込んだあげく、『斬首作戦』の実行に血眼になってともに参加している」と韓国政府を非難した。

さらに、「われわれの尊厳高い最高首脳部に少しでも手出しするなら、いささかの容赦も雅量も忍耐も知らず、その即時、容赦なく懲罰するのがわが千万の軍民である」「敵の特殊作戦武力と作戦装備がいささかの動きでも見せる場合、それを事前に徹底的に制圧するための先制的な正義の作戦遂行に進入するであろう」と主張しながら、米韓に対して次のよに威嚇した。

1次打撃対象は、同族対決の謀略巣窟である青瓦台と反動統治機関である。

2次打撃対象は、アジア太平洋地域米帝侵略軍の対朝鮮侵略基地と米本土である。

朝鮮中央通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮人民軍最高司令部がわれわれの最高首脳部に少しでも手出しするならその即時懲罰すると強調

【平壌2月23日発朝鮮中央通信】朝鮮人民軍最高司令部は23日、次のような重大声明を発表した。 最近、チュチェ朝鮮の初の水爆実験と地球観測衛星「光明星4」号打ち上げの痛快な完全成功に気が抜けた米帝と南朝鮮のかいらいが最後のあがきをしている。

国連舞台で繰り広げるヒステリックな「制裁」決議の採択も、各種の核戦争殺人装備を動員した狂気じみた軍事的圧殺策動も、わが共和国に対する前代未聞のすべての「選択案」もわれわれの意志をくじけなくなると、米国と南朝鮮のかいらいは最後の賭博に依存している。

それがまさに、われわれの最高首脳部を狙った「斬首作戦」を通じて「体制崩壊」を実現するということである。

すでに、この作戦に投入される米帝侵略軍原子力潜水艦「ノースカロライナ」号が釜山港に入港し、F22Aステルス戦闘爆撃機が烏山米空軍基地に機動、展開し、米帝侵略軍特殊作戦武力が相次いで南朝鮮に押し寄せている。

戦時、われわれの最高指導部と核および戦略ロケット軍基地をはじめ重要戦略的対象物の打撃を作戦任務としている米帝侵略軍陸軍第1特殊戦団と第75特攻連隊、米海兵隊特攻連隊、米空軍第720特殊戦術戦隊、米海軍特殊戦団「シールズ」チームなどの特殊作戦武力が現地に展開された状態にいる。 過去の海外侵略戦争で悪名をとどろかした米帝侵略軍の陸軍、海軍、海兵隊、空軍のほとんどすべての特殊作戦武力と、いわゆる「ピンポイント打撃」に動員される侵略武力が一斉に南朝鮮に入ったことはかつてなかった。

米国と南朝鮮のかいらいは、間もなく強行することになる「キー・リゾルブ」、「フォール・イーグル16」合同軍事演習の際、新たに作り上げた「作戦計画5015」の中核項目である連合「斬首作戦」と、われわれの核および戦略ロケット戦力「除去作戦」の現実性を検討するとためらわずにけん伝している。

敵がけん伝する「斬首作戦」は、われわれの核および戦略ロケットの「使用」を遮断するために「命令権者」を事前に「除去」するという極悪非道な先制打撃内容を盛り込んでいる。

事態の重大さは、南朝鮮のかいらいが同族圧殺のために白昼強盗さながらの米国の核戦争殺人装備をやたらに引き込んだあげく、「斬首作戦」の実行に血眼になってともに参加していることである。

極悪非道な「斬首作戦」と「体制崩壊」策動は、われわれに対する敵対行為の極致となる。

わが軍隊と人民は、わが革命の最高首脳部を自分の生の全部よりも神聖視している。

それが誰であれ、われわれの尊厳高い最高首脳部に少しでも手出しするなら、いささかの容赦も雅量も忍耐も知らず、その即時、容赦なく懲罰するのがわが千万の軍民である。

現情勢がこれ以上袖手傍観できない険悪な境地に至ったことに関連して、朝鮮人民軍最高司令部は怒号したわが千万軍民の百倍、千倍の報復意志を込めて、次のような原則的な立場を闡(せん)明する。

今この時刻から、わが革命武力が保有している強力で威力あるすべての戦略・戦術打撃手段はいわゆる「斬首作戦」と「ピンポイント打撃」に投入される敵の特殊作戦武力と作戦装備がいささかの動きでも見せる場合、それを事前に徹底的に制圧するための先制的な正義の作戦遂行に進入するであろう。

1次打撃対象は、同族対決の謀略巣窟である青瓦台と反動統治機関である。

わが民族の共同の財宝である核抑止力と宇宙開発の成果物を血に狂って謗りながら、この地に核惨禍をもたらす米国上司の核戦争殺人手段を無鉄砲引き込む朴槿恵逆賊一味こそ、この地に生きて呼吸する資格を喪失して久しい。

空の太陽を覆ってみようとした大逆罪、わが生の基盤をなくしてしまおうとした悪行は、最も残酷で、最も凄絶な代価を必ず払わなければならない。

われわれの重大警告にも気を確かに持てず、引き続き愚かな軍事的妄動に執着するなら、その根源をそっくり掃討するための2次打撃作戦に進入することになるであろう。

2次打撃対象は、アジア太平洋地域米帝侵略軍の対朝鮮侵略基地と米本土である。

白昼強盗さながらの米帝との最後の決戦のために、世紀を継いで打ち固めてきた朝鮮式の打撃戦はこの世が想像できない奇想天外の報復戦になるであろうし、数多くの悪の巣窟がこの惑星に二度とよみがえられないように灰燼に作ってしまうであろう。

はっきりと知るべきである。

われわれには、任意の時刻、任意の場所で米国本土に決心した通り打撃を加えられる世界が持ってみたことのない強力で威力ある最先端攻撃手段がすべてある。

白昼強盗さながらの米国との生死を決する決算のために、一二年でもなく、半世紀がはるかに越えるまで代を継いで総力を傾けてきたわれわれの軍事的能力について、今や隠す必要を感じない。

米国は、われわれが叩けばそのまま叩かれなければならず、浴せかければそのまま火に焼けてなくならなければならない。

これが、われわれに立ち向かった米国に与えられる宿命的な末路である。

侵略の牙城は、われわれの照準圏内に入っており、報復打撃の撃鉄はすでに引いて置いた状態にある。

米国と南朝鮮のかいらいは無慈悲な天罰をそのまま受けるか、でなければ遅くてでも謝罪し、事態を収拾する道につくかという最後の選択をすべきであろう。

空から太陽を落としてみるということより、馬鹿で愚鈍なことはないであろう。

わが革命の最高首脳部を擁護して千重、万重の城壁を積み上げたわが千万の軍民は、敵対勢力のすべての挑発策動を容赦なく粉砕し、白頭山大国の最後の勝利の地平に向かってより勢いよく疾走するであろう。

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