北朝鮮の朝鮮中央通信は21日、金正恩第一書記が朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の空軍飛行訓練を視察したことを報じた。

空軍飛行訓練を視察する金正恩氏(2016年2月21日付労働新聞より)
空軍飛行訓練を視察する金正恩氏(2016年2月21日付労働新聞より)

同通信によると、金正恩氏は、戦闘機を不意に呼び出し戦闘飛行士たちの飛行術を判定、検閲したという。また、訓練には、北朝鮮空軍の第1017軍部隊、第447軍部隊、第458軍部隊が参加した。

金正恩氏は、「戦闘飛行士たちが追撃機を手玉に取るように自由自在に操縦する、本当に見ものだ、不利な道路飛行場での離着陸操作も本当に上手だ」と述べながら、「頼もしい朝鮮労働党の空の哨兵たちはいつでも命令が下されれば出撃できるように準備されている」と、高く評価したという。

空軍飛行訓練を視察する金正恩氏(2016年2月21日付労働新聞より)
空軍飛行訓練を視察する金正恩氏(2016年2月21日付労働新聞より)

総参謀長交代

訓練視察には、朴永植(パク・ヨンシク)人民武力部長(陸軍大将)、朝鮮人民軍の李明秀(リ・ミョンス)総参謀長(陸軍大将)、リム・グァンイル総参謀部第1副総参謀長兼作戦総局長(陸軍中将)、チョ・ナムジン総政治局組織副局長(陸軍中将)が同行した。

報道では、元人民保安部長の李明秀氏が総参謀長の肩書きとして紹介されている。前任の李永吉(リ・ヨンギル)氏は今月初めに処刑されたと見られており、交代されたことが確認された形だ。

空軍飛行訓練を視察する金正恩氏(2016年2月21日付労働新聞より)
空軍飛行訓練を視察する金正恩氏(2016年2月21日付労働新聞より)

朝鮮中央通信の報道全文は次の通り。

金正恩最高司令官が朝鮮人民軍航空・対空軍戦闘飛行士の検閲飛行訓練を見る

【平壌2月21日発朝鮮中央通信】朝鮮人民軍の金正恩最高司令官が、朝鮮人民軍航空・対空軍戦闘飛行士たちの検閲飛行訓練を見た。

金正恩最高司令官は、複数の機種の戦闘機を不意に道路飛行場に呼び出して現地で戦闘飛行士たちの飛行術を判定、検閲した。

朝鮮人民軍のチェ・ヨンホ航空・対空軍司令官(航空軍大将)、大連合部隊のソン・チョルチュ政治委員(航空軍上将)が迎えた。

訓練には、朝鮮人民軍航空・対空軍の第1017軍部隊、第447軍部隊、第458軍部隊が参加した。

金正恩最高司令官は、戦闘飛行士たちが追撃機を手玉に取るように自由自在に操縦する、本当に見ものだ、不利な道路飛行場での離着陸操作も本当に上手だ、と述べ、検閲飛行訓練を不意に指示したが、訓練がとてもよく行われた、頼もしい朝鮮労働党の空の哨兵たちはいつでも命令が下されれば出撃できるように準備されている、と高く評価した。

また、戦闘飛行士の訓練を見るたびに常に強調することだが、祖国の領空防衛は天気と時間にこだわってはならず、現代戦は最も極悪な条件の下で行われるので飛行士たちが高い思想的覚悟をもって飛行訓練を実戦の雰囲気の中で戦闘をしているように行って、いかなる不利な状況の下でも課された空中戦闘任務を立派に遂行する有能な戦闘飛行士、万能飛行士にしっかり準備しなければならないと述べた。

金正恩最高司令官は、訓練が成功裏に行われたと重ねて満足の意を表し、戦闘飛行士たちが訓練の目標を高く立てて訓練に拍車をかけることによって、朝鮮労働党第7回大会に際して航空軍の戦闘準備の完成において大きな成果を収めなければならないと強調した。

朴永植人民武力部長(陸軍大将)、朝鮮人民軍の李明秀総参謀長(陸軍大将)、リム・グァンイル総参謀部第1副総参謀長兼作戦総局長(陸軍中将)、チョ・ナムジン総政治局組織副局長(陸軍中将)が同行した。

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