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李永吉氏の罪状は「党の唯一的領導体系」「唯一的領軍体系」に背く「特権、軍閥官僚主義」という。

李永吉氏はかねがね、軍人ではなく労働党幹部の崔龍海(チェ・リョンへ)氏、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)氏、趙然俊(チョ・ヨンジュン)氏らが、唐突に将官クラスの階級章を付けて軍に乗り込んできたことに不満を抱いていたようだ。

こうしたことにより軋轢が生じた結果、李永吉氏は「軍に対する党の領導を拒否した罪」を着せられたのが、今回の処刑の背景だという。

別の情報筋によると、李永吉氏処刑のニュースは北朝鮮国内では報じられていないが、一部国民には伝わり、次のような反応を呼んでいる。