実は、先月6日に水爆実験が行われ、同日に「特別重大報道」が予告された時、「金正恩氏が死んだのではないか!?」と早とちりした人もいたという。過去の「特別報道」で、金正日総書記の死去が伝えられた経験があるためだ。これ以外にも、「水爆ひとつで敵を吹っ飛ばせるなら、こんなキツイ訓練やめちまえ」と愚痴る北朝鮮住民もいた。

(参考記事:「金正恩氏が死んだのかと思った」…北朝鮮国内で核実験に様々な反応

今回のミサイル発射に対しても、「打ち上げたいのなら、どうぞご勝手に」という冷めた反応や、「ミサイル発射で市場の状況がさらに悪化するではないか」という不安の声、そして、「核やミサイルでドル札の束を燃やした」という現実の厳しい経済難を反映した愚痴も聞こえてくる。

(参考記事:北朝鮮の「長距離ミサイル」に住民からは冷笑と不安

北朝鮮当局は、「米帝の植民地になり奴隷として生きるのか、苦しくても自主の道を選ぶのか」という理屈で、核とミサイルの正当性を訴えてきた。以前は、こうした主張がまかり通ったが、今では次のような声すら聞こえてくる。