北朝鮮が、従軍慰安婦問題を巡る日韓の妥結に対する非難を強めている。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は1月31日、日韓の従軍慰安婦問題での妥結は米国の背後操縦を受けたものだとする告発状を発表。「近年、米国は同盟強化において最大の障害物の一つとなっていた日本と南朝鮮の歴史認識問題における差をなくすためにやっきになってきた」などと主張している。

「背後操縦」というのは当たらないが、日韓の妥結に際し、米国が肯定的役割を果たしたのは事実だ。思えば、1965年の日韓国交正常化交渉も歴史に残る難交渉だったが、同時期にベトナム戦争にのめり込んでいった米国が、同盟強化のために「仲立ち」に動いた経緯がある。

しかしそれにしても、日韓関係は安倍晋三首相と朴槿恵大統領の決断なくしては動かなかった。