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冬季を中心に極度の電力難に苦しめられている北朝鮮。事実上、全く電気のない生活を強いられている地域すらある。庶民も幹部もソーラーパネルを設置して、電気を「自力更生」している。

一方、一部の地域では電力事情は改善の兆しを見せていると、米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)が伝えた。

電球一個分だけの電力

咸鏡北道(ハムギョンブクト)の情報筋によると、清津(チョンジン)市中心部の浦港(ポハン)区域では、一般家庭にも毎日午後5時から11時まで電気が供給されるようになった。今までは、金策製鉄所と清津造船所など工場や一部機関にのみ電気が供給されて、一般家庭ではほとんど電気が来ない状況が続いていた。