北朝鮮の祖国平和統一委員会(祖平統)が運営するサイト「わが民族同士」は27日、国連のダルスマン特別報告者が北朝鮮の人権侵害などをめぐり、指導者に対し刑事責任を追及する必要があると述べたことについて、「謀略に満ちた荒唐無稽なほらであると同時に、尊厳高きわが共和国に対する冒涜であり、挑発以外の何物でもない」と猛反発した。

ダルスマン報告者は、日本人拉致問題についても指導者の責任を追及すると発言しているが、わが民族同士は次のように反論した。

「『拉致問題』について騒ぎ立てているが、日本の反動層のデタラメなほらをそのまま広げる伝道師の役割をする前に、日本の過去と今日を直視してみることを忠告する」

「日本帝国主義は20万人に達する朝鮮の女性を拉致、誘拐、強制連行し、戦場を連れ回し、恥辱的な性奴隷を強要」

「100万人の無実の朝鮮人を虐殺するという天人ともに怒るべき犯罪的蛮行を何のためらいもなく敢行したのが、まさに日本帝国主義である」

北朝鮮は、今月6日に行った核実験についての声明でも、「米国は敵対勢力を糾合してありとあらゆる対朝鮮経済制裁と謀略的な「人権」騒動にこだわり、われわれの強盛国家建設と人民生活の向上を妨げて「制度の崩壊」を実現しようと血を食んで襲いかかっている」と述べながら、国連の人権攻勢に対して反発を強めていた。

わが民族同士の論評は次のとおり。

守銭奴、あやつり人形のデタラメ

【主体105(2016)年1月27日「わが民族同士」】

国連「北朝鮮人権」特別報告官ダルスマンなる者が、われわれの尊厳と体制をけなす妄言をまたもや並び立てた。

去る22日、この者は日本で行われた「インタビュー」やら「講演」やらと称すものにおいて、「人権」問題だの、「拉致」問題だのと、汚らしく語った挙句、生意気にも「政治的圧力」と「刑事責任追及」と力説するに至った。

それこそ謀略に満ちた荒唐無稽なほらであると同時に、尊厳高きわが共和国に対する冒涜であり、挑発以外の何物でもない。

アメリカと日本の手先であると同時に、対朝鮮敵対意識が骨の髄まで染み渡っているダルスマンなる者は、人民大衆中心の朝鮮式社会主義制度の優越性と人権が最高レベルで保証されているわが共和国の現実を知る由もない。

自分の目で一度も見たことがないにもかかわらず、口を開けばありもしない、「人権」問題とやらにデタラメを並び立てるダルスマンこそ愚かで哀れ極まりない。

この者が「拉致問題」について騒ぎ立てているが、日本の反動層のデタラメなほらをそのまま広げる伝道師の役割をする前に、日本の過去と今日を直視してみることを忠告する。

前世紀、日本帝国主義は20万人に達する朝鮮の女性を拉致、誘拐、強制連行し、戦場を連れ回し、恥辱的な性奴隷を強要、840万人に達する朝鮮の青壮年を苦役場と戦場に追いやり、死へと追い込んだ。また、彼らの植民地統治に応じないからと、100万人の無実の朝鮮人を虐殺するという天人ともに怒るべき犯罪的蛮行を何のためらいもなく敢行したのが、まさに日本帝国主義である。

ダルスマンが拉致問題にそれほど興味が​​あれば、過去、日帝が犯した真の拉致行為、特大型反人倫的犯罪行為について糾弾すべきではないだろうか。また、政治的圧力やら刑事責任やらも、犯罪国家である日本のような国に適用すべきではないだろうか。

それにもかかわらず、ダルスマンが前世紀に、我が民族に計り知れない不幸と苦痛をもたらし、今に至ってもしらを切り続け、法的、歴史的責任から逃れようとし、言い逃ればかりしている日本反動層の側に立ち、被害者であるわれわれを冒涜する醜態を見せるとは、どれほど恥知らずなのか。

ダルスマンと言えば、国際社会でも、米国の手先だということは国際社会でも公然の秘密だ。特にこの者は、南朝鮮(韓国)はもちろん、日本のようなわが国の周辺国を巻き込み、彼らの気に入る謀略脚本を演出し、操り人形の役割をする汚い守銭奴、穀潰しである。

この者が、不合理な嘘とわれわれに対する誹謗中傷を行えば行うほど、反共和国敵対勢力から歓待され、金銭的報酬を得られることになっている。これは決して秘密ではない。ダルスマンがいたるところで自らの口で語っている事実である。

これほどまでに卑屈で汚らしい者を前面に押し出し、反共和国謀略行為を繰り返す日本の反動どもも、同様の醜物集団であることがさらに明らかである。

ダルスマンの妄言は、わが共和国の尊厳高きイメージに泥を塗り、国際的な反共和国圧殺の雰囲気を鼓吹するための米国と日本の反動層の陰凶な目的に沿ったものに他ならない。

しかし、唖(おし)同然のダルスマンごときが、いくら騒ぎ立てたところで、蟷螂の斧(身の程知らず)に過ぎない。

米国の犬、汚い守銭奴という正体が、より鮮明に刻まれるだけである。

偽りで商いをする者は、正義の代償を払わされると言われる。

ダルスマンをはじめとした内外の敵対勢力は、わが国と世界人類の良心に傷をつけた罪で、いつか必ず高価な代償を払うことになるだろう。

    関連記事