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人口5000万の韓国で外国人が占める割合は2015年末で3.4%。全国77の市のうち、12市で外国人の割合が5%を超えている。総数としては日本より少ないものの、人口に占める割合(1.7%)は日本より高い。

多文化社会に移行しつつある韓国だが、保守プロテスタントを中心に、それに対する激しい抵抗が起きている。その理由を一言で説明すると「イスラム教徒が増えて、自分たちの目指すキリスト教の国・韓国が遠のく」というものだ。

韓国の法務省の統計によると、その数は20万人に達しているが、人口比に置いてはごくごく少数なのに、排外主義的な傾向を持つグループは「イスラム教徒が韓国を支配する」などとゼノフォビア(外国人嫌悪)を煽っている。「在日特権」「在日が日本を支配する」などとデマを流し、ゼノフォビアを煽っている点では、日本の在特会をはじめとした「行動保守」とまったく同じと言える。