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北朝鮮が今月6日に実施した核実験への報復措置として、韓国は8日から対北朝鮮拡声器放送を再開した。

昨年8月、地雷爆発に端を発した南北対立の際、韓国側は報復として対北朝鮮拡声器放送を11年ぶりに再開した。その後の南北会談で、北朝鮮側は対北朝鮮放送を止めるよう強く要求。合意によって中止に至った経緯から、北朝鮮が最もナーバスになる心理戦と見られている。

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昨年8月に引き続き、今回の対北朝鮮放送の再開は、南北対立の新たな火種になることは間違いない。とりわけ北朝鮮側からすれば、対北朝鮮放送が「プロパガンダを無力化させる」ことを恐れているようだ。そうでなくても、北朝鮮の多くの庶民達は、自分たちが貧しくて韓国が豊かであることを知っており、体制への不満を持っている。