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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は9日、「正義の水爆」が「最強の核抑止力を願う民族史的悲願をかなえてくれた」とする論評を配信した。

論評は、米国が1950年に始まった朝鮮戦争で、原爆使用を計画したと言及。また、韓国には米国の核兵器が配備され「数十年間もわが共和国に反対する核戦争演習を行った」と指摘している。

さらに、米国は「停戦協定を平和協定に切り替えて朝鮮半島で戦争の危険を取り除いて緊張を緩和し、平和的環境をつくるべきだという共和国の要求にあくまでも顔を背けて」いると非難。

その上で「小国であるほど、そして帝国主義勢力の直接的な侵略脅威を受けている国であるほど、軍事力の強化にさらなる力を入れなければならない」のが歴史的教訓であると主張している。