スノーボード界の「生ける伝説」ノルウェーのテリエ・ハーコンセン選手が、北朝鮮を訪れることになった。
ニューヨークに本社を置く北朝鮮専門旅行会社「ウリ・ツアーズ」によると、同社とスノーボード専門誌「スノーボード・マガジン」がコラボした馬息嶺(マシンリョン)スキー場のスノーボードツアーに、テリエ・ハーコンセン、ダン・ライダール、マイク・ラヴルスソの3人のプロボーダーが参加する。
ツアーは、まず北京から空路で平壌を訪れる。平壌市内を観光後、ヘリコプターで馬息嶺に向かい、4日間スノーボードを楽しむという。全日程は、7泊8日で交通費、宿泊費、食費込みで2400ドル。プロボーダーと一緒に回るツアーということもあり、既に申し込みは締め切られている。
参加するプロボーダーのなかでも、ハーコンセン選手は、スノーボード・ヨーロッパ選手権で5回に渡って優勝するなど、スノボ界のレジェンドとして広く知られた名選手。同選手が訪朝する裏には、馬息嶺スキー場を世界に宣伝したい北朝鮮当局の意図があるようだ。