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去年の新年の辞で金正恩氏は「農業、畜産業、水産業を発展させ、人民生活を向上させる」と言ったが、魚も豚肉も一回たりとも配給されず、肥料も配給されないために、人糞集めの作業をさせられていることから、「新年の辞など形だけ」「無用の長物」などと毒づくのも当たり前だ。住民の不満は留まる一方だ。

住民達は、「毎年毎年『人民生活の向上』を云々しているが、お上は民生よりも革命業績の強化(金正恩氏の偶像化や思想教育)にしか興味がないようだ」「経済を発展させると言って、去年やったことは銅像の建築しかない」
「魚の水揚げが多くても、どうせ配給をもらうのは軍人だけ」 「今年もまた『人民の食卓に磯の香りを』『果物の香りを』とか言っているが、結局香りで満たされるのは金正恩氏の食卓だけ」と愚痴っている。

さらに「首領様(金日成氏)は、人民生活向上の課題を自ら設定し、本当に実現させていたものだ」と孫(正恩氏)の出来の悪さを嘆き、「お上はハコモノを建てたと自慢しているが、最近の経済発展は人民自らの力で成し遂げたものだ」と、使えない水力発電所や高級レジャー施設の建設ばかりに力を注ぐ金正恩氏のやり方を批判した。