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もしかして、北朝鮮関係の速報ではいちばん速い聯合がこの調子で書いたことで、原文を読まぬまま引きずられてしまってはいないか。朝鮮中央通信が配信した新年の辞の全文を見ると、次のような一文がある。

「南朝鮮当局者は、外部勢力と結託して同族に反対する謀略騒動に固執しながら、私たちの民族内部の問題、統一問題を外部で持ち歩いて請託する行為を繰り広げています。これは外勢に民族の運命をさらし、民族の利益を売り渡す売国背族行為です」

南北統一問題に言及した部分の半分以上はこの調子だ。北朝鮮がレトリックを効かせるのはいつものこととは言え、こうした内容にまったく言及しないままさらりと「南北対話に意欲」などと書いてしまっては、読者をミスリードしないか。

(参考記事:金正恩氏による2016年の「新年の辞」全文

ちなみにハングルが読めなくとも、朝鮮中央通信は要旨の日本語版を早い段階で配信している。

(参考記事:金正恩氏が「新年の辞」4年連続で肉声…朝鮮中央通信が要旨伝える

むろん、金正恩氏が南北対話に言及しているのは事実だが、背景として、昨年の軍事的緊張に際し韓国とのチキンレースで一敗地に塗れた経緯を想起しないわけにはいかない。

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