北朝鮮の平壌で29日、金正恩第1書記が朝鮮人民軍(北朝鮮軍)の最高司令官に推挙されて4周年を記念する中央報告大会が開かれた。同日、朝鮮中央通信が報じた。

金正恩氏の朝鮮人民軍最高司令官推挙4周年記念大会の様子(2015年12月30日付労働新聞より)
金正恩氏の朝鮮人民軍最高司令官推挙4周年記念大会の様子(2015年12月30日付労働新聞より)

記念大会には、黄炳瑞(ファン・ビョンソ)、金己男(キム・ギナム)、崔泰福(チェ・テボク)、朴永植(パク・ヨンシク)の各氏をはじめ、党・軍・政の国家機関関係者が参加した。

大会では、黄炳瑞氏が報告を行い「金正恩元帥は人民軍をチュチェの戦略・戦術と戦法、威力ある打撃手段で武装した一当百の無敵強兵に強化発展させていく鋼鉄の総帥である」と述べながら、「白頭山革命強兵は敵の無分別な妄動を決して傍観せず、敵があえて襲いかかるならあらゆる不正義と悪の総本山である米帝とその追随勢力を断固と一掃して最後の勝利を収めてやまない」と強調した。

朝鮮中央通信の報道全文は次の通り。

金正恩元帥の朝鮮人民軍最高司令官推挙4周年慶祝中央報告大会

【平壌12月29日発朝鮮中央通信】金正恩元帥の朝鮮人民軍最高司令官推挙4周年慶祝中央報告大会が29日、平壌で行われた。

大会には、黄炳瑞、金己男、崔泰福、朴永植の各氏らと党・武力・省・中央機関の幹部、朝鮮人民軍第3回水産部門熱誠者会議の参加者、功労者、朝鮮人民軍、朝鮮人民内務軍の将兵、平壌市内の機関、工場、企業所の幹部、労働革新者が参加した。

朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員である朝鮮人民軍の黄炳瑞総政治局長(朝鮮人民軍次帥)が報告を行った。

報告者は、金正恩元帥を朝鮮人民軍最高司令官に高くいただいたのは祖国と民族が浴した最大の幸運であり、チュチェの建軍史に特記すべき革命的大慶事であると明らかにした。

また、金正恩元帥を朝鮮革命武力の最高司令官に高くいただいてたたかってきたこの4年間は、最後の勝利を確信して前進する先軍朝鮮の威容を力強く誇示した誇るに足る日々であったと述べた。

そして、早くから金正日総書記と先軍革命の道に共にいながら総帥としてのすべての品格と資質を最も完ぺきに体現した金正恩元帥は、金日成大元帥と金正日大元帥の軍建設思想と業績をしっかり擁護、固守し、継承、発展させるためにあらゆる心血と労苦を注いだと語った。

さらに、最高司令官の精力的な思想・理論活動と軍建設指導によって全軍に朝鮮労働党の唯一的軍指導体系が徹底的に確立され、わが人民軍は金日成大元帥と金正日大元帥に似た白頭山革命強兵の革命的性格を変わることなくしっかり守られるようになったと述べた。

報告者は、金正恩元帥は人民軍をチュチェの戦略・戦術と戦法、威力ある打撃手段で武装した一当百の無敵強兵に強化発展させていく鋼鉄の総帥であるとし、次のように述べた。

偉大な先軍総帥を高くいただいて朝鮮革命武力はこんにち、地上と空中、海上と水中作戦をはじめいかなる形態の作戦と戦闘でも敵を一撃の下に撃破できるように戦いの準備が高い水準で完成した。

最高司令官が朝鮮労働党創立70周年を慶祝する意義深い演壇で厳かに宣言したように、われわれの革命的武装力は米帝が望むいかなる形の戦争にも対応することができ、祖国の青空と人民の安寧を磐石のごとく死守する万全の準備を整えている。

歳月の強風の中でよりいっそうたくましくなったわれわれの銃剣は、今日も、明日も永遠に朝鮮半島と北東アジアの平和守護の力、先軍朝鮮の最後の勝利の霊剣として威容をとどろかすであろう。

報告者は、白頭山革命強兵は敵の無分別な妄動を決して傍観せず、敵があえて襲いかかるならあらゆる不正義と悪の総本山である米帝とその追随勢力を断固と一掃して最後の勝利を収めてやまないと述べた。

また、金正恩元帥を首班とする党中央委員会の周りに一枚岩的に団結して先軍の旗印を高く掲げて社会主義強盛国家の建設と祖国の自主的統一のために、チュチェの革命偉業の達成のために力強くたたかっていくことについて強調した。

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